業務案内[海外]アフリカ(東・南)
ケニア国 ケニア山麓潅漑園芸開発計画調査
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1997年~1999年
著しい人口増加を続けるケニア国では、生産と生活の場を農村に確保し、失業者の都市集中を極力抑えることが、治安確保と安定的発展のために重要な課題でした。そのためには、基幹産業の農業を、収益性の高い労働集約型にシフトすることが必要となります。
当社では、ケニア政府の厳しい財政状況の中、農村、特に小規模自作農の持つ可能性と活力を引き出すことが重要になると考え、小規模灌漑による園芸農業開発計画を策定しました。園芸農業開発ポテンシャルの高いケニア山麓地域で、事業の発案から建設、運営・維持管理に至るまで農民が主体となり、その費用も受益者負担を原則とする計画です。
この調査は、PRA、PCM等の手法を適用し、農民参加型調査に本格的に取り組んだ最初の案件です。当社が農民参加型調査実施の先駆けとなりました。
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