ごあいさつ
人類は今、この地球上の限りある資源を如何に賢く使うかを問われています。 美しく蒼き水の惑星・地球。しかしながら、その水の97%は海水であり、人類が利用出来る淡水は全体の0.8%に過ぎません。また、その利用可能な水資源の多くは人類が生き延びる為の食料生産、つまり農業に利用されています。 食糧問題は地球上の全ての人々が抱える重要課題ですが、食料生産のための農業の課題は一様ではありません。飢餓に面している途上国の農業、そして日本のように限られた国土を有効に利用しなければならない農業。途上国には途上国の、日本には日本の、多様な農業の課題に我々は直面しています。 当社、株式会社三祐コンサルタンツは、この限りある水資源を人類の繁栄の為に有効活用する農業・水資源開発の技術コンサルタントとして国内外で活躍して参りました。 平成24年(2012年)6月22日に当社は創立50周年を迎えました。この激動の時代に在って、半世紀以上にわたり当社が歴史を重ねてきた事実は、世界が技術コンサルタントとしての我々の役割を必要としてきたという証でもあります。 戦後初の世界銀行借款による大型農業プロジェクト「愛知用水事業」をきっかけに、昭和37年(1962年)に当社は誕生しました。以来、数多くの国内、海外における開発事業に携わり、今日、日本を代表する農業・水資源開発コンサルタントとして評価を得るに至っています。 当社の企業理念である「祐(たすけ)の心、祐の喜び」は技術を以て世界の人々の幸福に貢献する事が社の使命である事を示しています。 また、この企業理念を具現化するためのミッション・ステートメント(事業目的)として「安全な水・食料・エネルギーの創出に貢献し、社会・人類の発展に寄与する」を掲げています。 我々は今後も「人類のための技術コンサルタント」として、半世紀に及ぶ経験を礎に、更なる技術の研鑽を重ね世界に貢献していく所存です。 当社の今後の活躍にご期待下さい。 | |
株式会社 三祐コンサルタンツ 代表取締役会長 久野 格彦 |