業務案内[海外]アジア
ネパール国 スンサリかんがい計画調査
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2001年~2002年
本業務は、ネパール国の穀倉地帯、テライ平原東部に効率的な灌漑システムを構築し、受益農家の生計向上に貢献するために、持続可能な農業開発計画を策定するものでした。
当社は、これまでの灌漑事業の弱点に、灌漑システムの財務的自立性の問題があることを指摘し、灌漑を事業という点だけで扱うのではなくセクターとして取り扱う必要性を提案しています。これに加え、経済・財務的便益の上がる事業としての独立採算のシステムを構築するため、制度改善面の提案を数多く行いました。
また、本業務では、作成した開発計画の審査を受益住民に委ねるという参加型計画アセスメント手法を取り入れており、フィージビリティ調査としては1歩踏み込んだ参加型計画を試みています。
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