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ミャンマー国 カバング・ピュ-ダム計画
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2001年~2005年
本計画は、1964年に国連スタディ・チームにより実施された「シッタン川流域開発調査」を受けて、ミャンマー国灌漑局が2001年から実施設計と建設工事に着手したものです。当社は灌漑局に対して本事業の調査、設計、施工監理などに関してのコンサルティングを行いました。
カバングダムは、堤高76mにも達する砂盤上の均一型ダムという日本では考えられないような条件下でのプロジェクトであり、堤頂長300m、総貯水量11億トン、最大発電出力30MW、灌漑面積は4万haを上回ります。一方ピューダムは、第三紀軟岩上の堤高75mに達するゾーン型ダムであり、堤頂長350m、総貯水量8億トン、最大発電出力40MW、灌漑面積は4万haです。
両ダムの施工に当たっては、灌漑局が未経験であったトンネル施工、液状化対策、軟岩の利用など、多岐に渡る技術移転が行われました。
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