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年頭所感が発表されました。
2007-01-04

平成19年 年頭所感

新年明けましておめでとうございます。

平成18年は当社にとってどんな一年だったでしょうか。

小泉内閣の終焉と安倍内閣の発足という大イベントが有ったにも拘らず、メディアの報道は、北朝鮮問題といじめ問題が大半であったような気がします。

拉致問題は日本にとって重要な問題ではありますが、中長期の東アジア地域における安定を考えた場合、私には拉致問題解決を最優先する日本の姿勢が少々自己中心的に映りました。事実6者協議の場で日本は蚊帳の外におかれた結果となりました。中国や韓国の近隣国を含め東アジアにおける協調的発展を念頭においた外交が今後は重要ではないでしょうか。

また、いじめ問題をメディアも社会も教育の場に問題があると決め付けています。私はその問題の根源は家庭にあり、最も重要な責任は親にあるのではないかと考えます。子供にとって一番身で影響力の強い社会規範は親に他なりません。子供は親の行動、言動をそばでじっと眺め、吸収して家庭外に、つまり学校に社会に出てゆきます。そこで家庭で意識的に或いは無意識的に体得した行動、言動に出ます。その結果がいじめられる側といじめる側を作る事になります。いじめる側が一方的に悪いわけではありません。いじめられる側もその要因を自ら作っています。そのどちらの側の要因も家庭にあり親にあると考えます。

北朝鮮問題もいじめの問題も、日本人そのものが近視眼的で自己中心的な思考に陥っている事が原因なのではないでしょうか。

さて、我々は年頭に当たって一年の計をどの様に立てるべきでしょうか。三祐コンサルタンツとしては、「子供達の未来のために」を今年のみならず今後のキーワードにしたいと考えます。環境題への取り組みも、小学校教育における「農業の時間」認証へのアプローチも、日本の文化の継承も、経営者としてのCSRへの取り組みも、全て「子供達の未来のために」へと繋がっています。

もちろん、我が三祐コンサルタンツの経営者としての一年の計も重要です。この新しい年、平成19年を素晴らしい一年にする為に、私は二つの事を意識して行きたいと思います。

ひとつは、多忙な時こそ手を休め、ちょっと離れて今行っている仕事を俯瞰する事。全体の中で今の作業は何の役に立つのか、前後関係の整合や関わっている人たちが同じベクトルにエネルギを向けているかを確認する。問題がある事を認めたら直ちに基本計画に立ち戻り改善のための最良策を講ずる。

もうひとつは、過去の価値観を捨てる勇気を持つ事。従来の作業の繰り返しでより良い結果が出ないのならば、思い切って方法論を立て直す。新しいやり方や不慣れな作業は一時的に効率を落すが、茹で蛙のまま死滅する事を見過ごさない。

我々が向かう今年の前途も決して平坦では無さそうです。されど我々は進む事で自己の存在を証明しなければなりません。どうせ進むなら明るく夢を持って邁進して参りましょう。

振り向くな!後ろには夢が無い!

 

平成19年1月4日
株式会社 三祐コンサルタンツ
代表取締役社長 久野格彦
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