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社長一行がマラウィ共和国を訪問しました。
2008-01-07
平成19年11月1日から5日間、久野社長及び技術第3部社員の2名がマラウイ共和国を訪問し、全土で展開している中規模灌漑事業を視察しました。

マラウイはアフリカ大陸東南部に位置し、南北は800km、東西は145kmと細長い内陸国です。国内には無数の湖沼や河川があり、中でもマラウイ湖はアフリカで3番目に大きく国土の5分の1を占めています。

河川から農業用水を取水している地域では、11月から4月の雨季に発生する洪水により取水堰が倒壊し、安定的な用水供給が困難な状況におかれています。そのため本中規模灌漑事業では、これらの倒壊した取水堰のリハビリも兼ねています。リハビリに必要な建設資材は無償供与されますが、その建設作業は住民による主体的な労務提供を基本とし、住民が実施可能なレベルとすることで持続性の確保を目指しています。また運営・維持管理の主体も農民となりますので、これに係る技術指導・移転も重要なポイントとなります。

灌漑開発省首席次官との会談では、「与えられるのを待つ」のではなく「農民が主体的に動く」ことこそが、持続的な開発に繋がるということを再確認しました。
標高差の大きいマラウィ。高地は比較的過ごしやすい。低地のマラウィ湖周辺は広大なサバンナが広がる
セメント等の供与資材を使用し、農民自らが改修した堰。維持管理も農民が担当
灌漑開発省主席次官との面談。持続的開発の必要性を確認
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