業務案内[海外]アフリカ(東・南)
スワジランド国 荒廃地農村環境改善計画調査
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2000年~2004年
スワジランド国西部に位置し、618 km2に及ぶ本業務の対象地域では、主として伝統的チーフの下で、小規模農家による営農活動と共有地での放牧が行われています。しかし、近年の人口増加と不十分な放牧管理により、土壌劣化が急速に進んでいました。
当社は、土壌浸食の起きるメカニズムを解明する一方、地域住民が主体となって荒廃土壌を改善し、持続的な土地利用の実現を目指すマスタープランを策定しました。
業務は、「牛は財産であり、保険や結納の役割を果たす」という住民と牛との関わりや、土地配分の権限を持つチーフのコミュニティにおける役割等、社会的特性をまず理解し、パイロット事業を実施して得た教訓を踏まえた上で進められました。
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