業務案内[海外]アフリカ(東・南)
マラウイ国 シレ川中流域における森林復旧・村落振興モデル実証調査
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2002年~2005年
マラウイ国最大の都市、ブランタイヤ市近郊にある本業務の対象地域では、人口密度が急増しています。このため、都市への薪炭材供給や耕作地の拡大が進み、森林や草地が激減しているほか、土壌の流亡により、マラウイ唯一の発電施設であるダムへの土壌堆積が増加しています。同時に農地の養分減少と生産性の低下も引き起こされています。
本業務では、森林の復旧、アグロフォレストリー、生計向上を組み合わせた住民参加型の天然資源管理・村落振興のモデル実証調査(実施を含む)を行いました。業務の最終年には、住民による育苗・植林事業、改良山羊飼育、小規模灌漑事業、改良カマド導入等が成果を上げ、その効果は高く評価されています。
調査・実施にあたっては、3省庁にまたがる現場普及員を編成し、省庁を超えたネットワーク作りに成功。行政官の意欲と実施能力が目覚ましく向上しました。
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