業務案内[海外]アジア
ベトナム国 中部重点地域総合社会経済開発計画調査
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1995年~1997年
ベトナム国政府は市場経済原理を導入し、経済を中心とした改革開放を急速に進め、経済の国際競争力強化を図ってきました。しかし、中部地域は北部南部の狭間にあり、戦争や投資不足による基礎的な社会経済インフラの未整備が顕著です。これが経済発展の障害となっていました。
このため、中部地域と北部南部との経済格差を是正し、かつこの地域に、国家の社会経済戦略上、南北間の架け橋としての機能を持たせる必要がありました。当社は中部4省の工業団地形成と周辺地域の農業・観光の振興およびメコン川中流域3か国の国際貿易中継地としてのインフラ整備に重点を置いたマスタープランを策定しました。
加えて、このプランの中で、経済・社会・環境面からの評価をもとに最優先すべき事業計画を検討し、市場経済の早期移行と地域の活性化に寄与するための事業実施の提言を行っています。
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