業務案内[海外]中近東
エジプト国 バハル・ヨセフ灌漑用水路サコーラ堰改修計画
|
2003年~2006年
バハル・ヨセフ用水路は、ナイル川中流域を水源とし、5つの大規模取水堰を持つ灌漑用水路です。エジプト国全耕地面積の13%に相当する約32万haを灌漑する同国最大の配水システムの一つといえます。
当社は、1992年に、この用水路全体の開発調査を実施しました。その後、1997年、2002年と2回にわたり、総額約45億円の無償資金協力事業でコンサルタント業務に携わっています。
サコーラ堰は、上記事業の成果を受け、3番目の堰として、エジプト政府から要請がなされたものです。改修済みの2つの取水堰と合わせて、適正な水管理を実践し、農産物の収量を増やし、農家収入を向上させることを目標としています。2004年11月より建設工事が開始され、2006年5月完工しました。
|