業務案内[海外]中南米
ニカラグァ国 北部太平洋沿岸地域防災森林管理計画調査
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2000年~2003年
ニカラグァ国北部太平洋岸地域は、1998年10月に起こったハリケーンミッチにより4,000人の死者・行方不明者を伴う過去最大の被害を受けています。大被害の背景には、焼畑や薪炭材・放牧地確保のための森林伐採が存在していました。類似災害による被害を抑えるためにも、河川流域の森林管理や植林事業を通じた水土保全機能の回復が、中長期的な防災対策として取り組まれています。
本調査では、土地利用・林相図、市別のプロファイルを作成し、住民が主体となって実施することができる市別の防災森林管理計画が作成されました。このマスタープランを基に、村落レベルで実証調査が行われ、事業実施の具体的手法を示した森林管理行動計画が策定されています。
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