業務案内[海外]中近東
オマーン国 バチナコースト地区水文観測計画
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1982年~1986年
アラビア半島の東端、インド洋に面する「バチナコースト」は、沙漠の国オマーンにとってかけがいのない水源地帯であり、古くから南アラビア「農業地帯」として栄えた土地です。プロジェクトは、この貴重な資源を有効に管理すべく水文観測網を整備し、かつ水資源開発ポテンシャルの把握を通じて、適切な水源利用策を提案するものでした。
現在本地区には、政府により複数の地下水涵養ダムが建設され、またモニタリング施設も完備し、高度に管理された「水資源管理」が具現化しつつあります。一部ではあるものの、この地域から周辺国への農産物の輸出も行われています。
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