業務案内[海外]中南米
ドミニカ共和国 アグアカテ・グァジャボ地域農業開発計
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1985年~1986年
1985年、砂糖の国際価格の低迷により、貿易赤字の国際収支に苦しんでいたドミニカ共和国が、北東部に位置する約24,000haの低湿地帯を対象に、米増産を目的とした灌漑農業開発を行うことを決めました。当社は、この開発のマスタープラン、フィージビリティ調査の農業計画部門に参加しています。
対象地域となる土地は、同国最大河川であるジュナ川の最下流域に位置し、泥炭質土壌のため大部分が未利用でした。本調査には、開発困難な泥炭質土壌研究の第一人者である当社、瀧島博士が参加し、利用目的に沿った農業開発の土地利用区分を行っています。また、単に稲作開発のみでなく、野菜園芸果樹や自給農産物の生産用地の確保を含めた土地利用及び営農計画を策定し、より具体的な地域農業開発計画を策定しました。
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