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業務案内［海外］中近東

イラン国　テヘラン西部首都圏水資源開発・管理計画調査

2000年～2001年

テヘランの首都圏人口は現在1,000万人で、2020年には1,700万人に達すると予測されています。このため、首都圏の上水道、工業用水、農業用水の需要量の増加と、それに対する供給量の不足は、国家的な問題となっています。   　この水不足を解決するために、実施されたのが本業務です。当社では、西部首都圏の表流水、地下水の水利用可能量をレビューし、下に挙げる新たな水資源の開発計画を策定しました。   　【本業務で策定された水資源の開発計画】 ・西部山岳地域で余剰する水資源を、流域変更により首都圏へと導水する計画 ・春期の融雪表流水の地下水涵養計画 ・都市排水の水質処理による農業用水への利用計画 ・既存ダムの水源を、農業用水から都市用水へと変更し利用する計画   　また、これらの開発計画に加え、新たに開発した水資源の総合管理計画(流域、河川水、地下水、農業、上工水の水利用等に対する適性管理)を含むマスタープランを策定し、イラン国エネルギー省に提案しています。