業務案内[海外]アジア
ミャンマー国 農業所得向上事業準備調査 |
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2016年~2018年
ミャンマーの農業は労働力へ強く依存した労働集約型の農業を行っています。しかし近年の経済発展に伴い、農村部から都市部へ、農業部門から工業・建設部門への労働移動が加速しており、今後農家は深刻な農業労働者不足に直面することが予想されます。このような状況に対処するためには、労働集約型農業から、近代的な資本集約型農業に転換する必要があります。 本業務の内容は多岐に渡り、収量増加・技術改善普及活動、農業機械化の促進、灌漑水と農業機械の効率利用のための農地集約、灌漑排水施設の改善など、様々な角度から包括的な計画を策定しました。調査対象地域はミャンマーで最大の灌漑農地が広がるタパンゼックダムの灌漑地域であり、本調査により計画された事業は受益農家の所得を長期的に増加させ、農業部門と工業・建設部門の所得格差の是正、国の均衡ある経済発展に貢献することが期待されています。 本業務は、「集約的農業推進プログラム準備調査」と「農業所得向上事業実施能力向上支援」に関連が有ります。 |