業務案内[海外]アジア
ミャンマー国 集約的農業推進プログラム準備調査 |
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2015年~2016年
ミャンマーの農業は労働集約型農業で、ほとんどの農家が賃金労働者に依存しいます。しかし近年農業セクターから工業セクターへの労働力の流出が加速していて、将来的に農家は賃金労働者が不足する状態に直面することが考えられます。そこで現在の労働集約型農業を、優良種子や肥料・農薬の適切な導入、農業機械の導入などによって、近代的な資本集約型農業に転換することが求められています。 本事業では4つの対象地域に絞り込み、農業生産性向上のための情報やフィージビリティ、アグリビジネス促進に関する情報収集・分析、現状の課題をまとめ、提言を行いました。生産インフラと食料流通網を改善・強化することによって、灌漑設備や農道、農機具などを最大限に効率よく使用することができます。 本調査結果に基づき、「農業所得向上事業準備調査」および「農業所得向上事業実施能力向上支援」の実施に至りました。 |