業務案内[海外]アフリカ(東・南)
ジンバブエ国 灌漑開発および流域農業開発に向けた情報収集・確認調査 |
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2021年~2022年
ジンバブエ・マシンゴ州の雨量は月と年によって不規則に大きく変化し、安定的な農業生産が困難であり、ジンバブエ国内でも再貧困地域となっていました。このような状況に対し、ジンバブエ政府の要請を受けて日本政府は1986年から1989年にかけてダム6基を含む灌漑設備の整備を支援しました。しかし、これらのダムは2019年3月に発生したサイクロン「イダイ」により甚大な被害を受け、ダムの安定性、及びダムを活用した灌漑農業に影響が生じている可能性がありました。 本業務では、これら6ダムの被災状況の把握、改修の必要性・緊急性の検討、改修方針の検討などを行いました。また、併せて3か所の新規灌漑事業の立案を行いました。具体的には、前者は現地調査・衛星画像による損傷箇所の特定及び今後の損傷拡大予測、改修設計などを行いました。後者はジンバブエ政府が有する優先事業について査定と優先順位付け、現地調査による現況確認、概略設計・事業費算定などを行いました。 |