業務案内[海外]アフリカ(東・南)
ケニア国 小規模農民組織強化・アグリビジネス振興プロジェクト |
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2020年~2025年
ケニアにおける農業は、GDPの33%、輸出額の62%、地方人口の70%を占め、経済発展のための重要な産業として位置づけられています。さらに小規模農家が農業従事者数、農地面積、農業生産高の3分の2を占めていることから、経済発展のためには地方部の小規模農業の成長が不可欠であることがわかります。ケニア政府は2019年に「農業セクター構造転換及び経済成長戦略(2019~2029年)」を策定し、小規模農家の収入向上と、農業生産量増と高付加価値化を2つの柱に掲げました。 本事業はJICAが2006年から取り組んできた「小規模園芸農民組織強化計画プロジェクト(SHEP)」を通じて小規模農家の収入向上を目指すと同時に、行政のアグリビジネス支援能力の向上を図ることを目標に農業畜産開発省(MOALD)をC/P機関とし、農家及び中小アグリビジネス企業のVC上の課題を特定しました。また、支援策の優先度付けを行うこと並びに支援策の実施・検証により、地方部のアグリビジネス支援の能力向上に取り組んでおり、アグリビジネス支援策の試行および支援体制の構築を行っています。 |