業務案内[海外]アフリカ(東・南)
ウガンダ国 アタリ流域地域灌漑施設整備計画 |
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2017年~2023年
農業はウガンダの基幹産業であるにも関わらず、灌漑農地は全ポテンシャル農地の2.8%を占めるに過ぎません。さらに近年は気候変動の影響によって降雨パターンが変化しており、天水農業からの脱却が安定的な農業生産活動に不可欠とされています。 2014年〜2016年に行われた「ウガンダ中央部・東部地域灌漑地区開発計画プロジェクト」では、豊富な水資源を有し、工事費及び維持管理費に比較的優位性を持つアタリ地区の開発優先度が高いと判断されました。この結果に基づいて、本事業ではアタリ地区の灌漑施設及び付随する施設の建設することになりました。 最終的に頭首工1箇所と、総計約70kmの水路、河川堤防1箇所が建設され、12haのモデルサイトが整備されました。本事業の直接裨益対象は約530戸、間接裨益対象者は約6,530人で、本事業による灌漑施設整備は、裨益農家の作物増産、収入向上、貧困削減にも寄与しました。 |