業務案内[海外]アジア
ラオス国 稲種子管理アドバイザー業務 |
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2020年~2023年
ラオス政府はコメの主要輸出国になることを目標として掲げ、高品質なコメの栽培を通じたコメの商業化及び輸出促進を通じた農家の農業所得の向上を目指しています。高品質なコメの栽培には高品質な種子の利用が不可欠ですが、ラオスの農家は高品質な種子を使用する利点の理解が乏しく、限定的な利用にとどまり、ほとんどの農家は独自に採取した種子を使用しています。 ラオス農林省はイネ種子生産システム確立のために、JICAの協力のもと、「イネ種子増殖普及システム改善計画プロジェクト(RISEP)」を実施し、その結果、適切な種子生育・管理システムが提案されたほか、認定種子が生産されました。 本プロジェクトではRISEPが終了して11年が経過し、状況が変化している中で、With/Post COVID-19 社会におけるコメのバリューチェーン分析と、イネ種子の開発・管理を通じたコメの商業化の可能性を確認し、新たな政策提言を行いました。 |