業務案内[海外]アフリカ(西)
ガーナ国 地方給水計画
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1985年~2002年
ガーナ国の人口は1984年当時、約1,200万人でしたが、このうち約半数の人々は適切な給水を受けておらず、非衛生的な河川や溜池、天水に依存している状況でした。このため、地方部ではギニアウォーム、オンコセルカ症など、水因性の疾病がはびこり、ガーナ国政府は、地方住民に対する給水施設の普及を強力に進めるべく日本国政府に支援を依頼しました。
当社はフェーズⅠ(1986年度)、フェーズⅡ(1990~92年度)、フェーズⅢ(1996~98年度)、フェーズⅣ(2000~01年度)と4回にわたり、無償資金協力を成功裏に実施しました。直接間接に建設された約1,400本以上の井戸施設は、およそ70万人におよぶ地域住民に衛生的な水を安定的に供給しています。また本業務は、この他に衛生教育を実施したこともあり、水因性疾病を激減させることに寄与しました。
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