業務案内[海外]中南米
ボリビア国 家畜繁殖改善計画モデルインフラ整備事業
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1988年~1990年
アマゾン川流域の一部を形成するボリビアの広大な平野部では、畜産本来の姿である草資源を活用した肉牛肥育、酪農経営が大規模に行われています。しかし肉牛・乳牛の生産能力は低いため、人工授精によって品種改良を進めるべく、ガブリエル・レネ・モレノ大学獣医学部付属牧場に、人工授精センター(種雄牛舎、運動場、採精所と処理室、診療室)を備えた種畜牧場を建設しました。
この施設で優良な種牛から凍結精液を生産し、近隣牧場の雌牛に人工授精することで、肉牛・乳牛の生産能力向上を図る事業です。本モデルインフラ整備事業の実施後には、無償事業も実施され、地域の主産業である畜産業の振興に貢献しています。
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